夜、運転していて薄々感じていたけれど…
バルブをLEDにする
製造されてから十年以上経過したハイゼットカーゴを毎日運転している。
運転中にスマートフォンなどの電子機器複数台を充電するために、車で発電している電気を車自体で消費することを少しでも減らしたい。
そこで、ヘッドライトをハロゲンバルブからLEDバルブへ交換することで、消費電力が抑えられるのではないか検討した。
この車に適合するH4バルブは、1つのバルブでハイビームとロービームを切り替えて使用するタイプのバルブだ。
amazonで商品を探してみると、結構いろいろあることがわかった。
検討した結果、ファンレスのLEDバルブを選択した。Amazonでこの商品を見る
バルブ本体の熱対策には、冷却するためのファンが付いている方が有利だとは思うが、ファン自体に電力が必要になるので、省エネなら無いほうが良いと考える。また、個人的イメージでは動く(回転する)部分は比較的耐久性に劣るので、長期間使用できるものならば、動く部分のない製品を選ぶ傾向にある。
消費電力:約26W … ハロゲンバルブ(60/55W)の半分程度
ケルビン数:6500K(ホワイト)
明るさ:1600Lm(片方)
使用寿命:30000時間(中国製品ぽい表記)… これが、「物が使用に耐える期間」だととすると、1日平均12時間点灯して2500日(約6年8ヶ月)、24時間点けっぱなしでも3年は使用できる計算になる
この車の場合、フロントバンパーとナンバープレートを外さないとH4バルブを交換できないタイプ。
ナンバープレート→バンパー→ヘッドランプユニットと順番に、ボルト、ネジ、黒い樹脂製のクリップ(ファスナー)を外しながら進めていく。
ランプユニットが外れると、車体から延びた導線の先端に付いたコネクタをバルブの根本から引き抜き、防水カバーを外し、金属製のスプリングの先端をずらすことにより、H4バルブがランプユニットから引き抜けるようになる。
LEDH4バルブの中程にある3方向に張り出した突起をランプユニットの凹みに合わせて差し込めばよく、細かな調整などは無し。
あとは、外したときの作業を逆順で進めるだけ。バルブの根本の太さや長さに差がないようで、防水カバーも問題なく取り付けられた。
このときに合わせて、ポジションランプ(2個)、ウインカー(4個)、ナンバー(1個)、テール(2個)、ルーム(1個)をLEDに交換した。
車検
H4バルブをLEDに交換してから約1年が経とうとする2024年3月、2年に1度のある車検を受けることとなる。
すると、ヘッドライトの検査だけが不合格となった。
発光色は問題になりませんでしたが、合格するための光度の半分程度しかない状況だった。
どうりで、雨でもない夜であっても、暗いなと感じられたことに納得した。
もちろん、24時間点けっぱなしのような過酷な使用ではないけれど、1年も持たない結果となった。
原因はわかりませんが、LED素子の一部が発光していない状況だった。
再度の交換作業へ
今回購入した商品は、2年保証・車検対応を謳っていたので、車検に通らなかった事実を販売店に連絡した。
チャット形式での問い合わせだったが、30分以内に1回目の回答があり、対応の速さに満足した。
画像を送って欲しいとの内容だったので、該当のバルブと車検時の判定結果を写したものを送った。
すると、交換する商品を送りたい旨のメッセージがあり、送り先を伝えると、若干パッケージデザインが違っている新しいものが送られてきた。
再度、バルブの交換作業を行った。
LEDバルブは、仕様で6500K(昼光色)とされているが、青みは強くない白のように感じる。
これからの30000時間、闇を照らし続けてくれることを祈る。
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